朝6時。ふわっと目が覚めたと思ったら、次の瞬間──バシッ!!
「……え?」
寝ぼけ眼で天井を見つめる私の顔面に、確実に何かがヒットした感触。
ゆっくり顔を向けると、そこには一匹のツンデレ猫が…そう、我が家の自称“ツン多めのアイドル”、ドレミ姫である。
ドレミ(寝相がカオスなツンデレ姫)は、朝になると決まって布団の上を全力疾走し、人間の顔をジャンプ台にしていく習性がある。いや、私が餌じゃないって何度言えば伝わるのか──。
今朝はさらに進化していた。顔キックのあと、私のまぶたを器用に開けようとするドレミ。おいおい、コンタクトでも入れるつもりか?
それでもそんな朝の騒動が、なんだかんだで癒しだったりするのが猫マジック。
不思議なことに、ドレミのあのふにゃふにゃの肉球が当たると、なぜか怒る気が起きない。
むしろ「うん、今日も生きてるな私」と実感する瞬間だったり。
ちなみに、そんなドレミの姿を激写しようとスマホを構えたら──カメラ目線バッチリでキメてくるんですよ。なんなら、片目だけ細めて“ドヤ顔”。「朝からブサ顔撮るんじゃないわよ」的な態度。さすが姫、油断もスキもない。

実は、猫を飼ってない人にこそ伝えたい。この「猫に起こされる朝」が、どれほど人間にとってストレス解消&癒しになるかってことを。
SNSで流れてくる猫動画や、写真付きのブログを見るだけでもちょっと元気が湧いてくるけど、妄想でもいいから「こんな朝、あったらなぁ」って想像してほしい。
特に最近、「猫 癒し」とか「猫 疑似体験」って検索する人が増えてるみたいで、気持ち、すごくわかる。
私も以前、猫と暮らす前は夜な夜なYouTubeで“猫 もふもふ ASMR”とか検索してたタイプだったから。
もちろん猫と暮らすのは現実的に難しい人も多いと思う。アレルギー、住環境、仕事の関係…それでも猫好きを自認するあなたに、このブログが少しでも「猫のいる朝」を感じられる場になれば嬉しい。
それにしてもドレミ姫、あの寝相どうにかならないのか。昨日はソファの背もたれで逆さまに寝てたし、今日は私の顔を枕にしてるし。寝てるときは完全無防備なくせに、起きた瞬間に「何見てんのよ?」みたいな顔される。
あぁもう、そのツンデレ具合まで含めて愛おしい。
今日もまた、ドレミに顔を蹴られて始まる1日。私の目の下には軽く赤み、心の中にはほっこりが宿りましたとさ。